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徳川家康 「書状・中村式部少輔宛」

公開日:2011/03/18

天正19年(1591)の奥州九戸政実の乱に関する書状で、討伐に先立つ7月、駿府城主中村一氏が武蔵岩槻から江戸の家康に宛てて出した伊達政宗・浅野正勝の情報に対する返書。署名と花押は家康自身の自筆。
徳川家康(1542~1616)は幼少から今川氏の人質となり、桶狭間の戦の後に独立。織豊政権で終始、優位を保ち関ヶ原合戦で勝利して征夷大将軍となり、江戸に幕府を開いた。